賃貸物件の現場内覧をするデメリット
現場内覧をするのに手間がかかる
賃貸物件を借りるときには現場内覧をするのが当然と思われがちですが、実際には一切内覧せずに賃貸契約をしている人もいます。現場内覧をするのに手間がかかるデメリットがあるからです。複数の物件が候補になっていて比較検討したいときには、確かに現場をしっかりと見てみた方が良いでしょう。実物を見ると印象が違うこともよくあるからです。しかし、候補物件が一つしかないときや、同じメーカーの住宅に住んだ経験がある場合にはわざわざ足を運んで現場内覧をするのは手間です。不動産会社に連絡して予約を取り、一度店頭に行ってから現場に向かうという流れが一般的になっています。手間をかけて内覧するよりは現場を見ずに契約する人も多いのが実情です。
遠方の現場内覧は時間的に厳しい
現場内覧は遠方に住んでいる場合には時間的に厳しくなりがちです。賃貸住宅を借りるときには距離のある引っ越しのことも多いでしょう。例えば、北海道から東京に引っ越したいと思ったときに、賃貸住宅の現場内覧をするのは飛行機で移動しなければなりません。いくつかの物件の内覧をするだけの目的で往復するのは時間がかかり、費用も大きな負担になります。場合によっては仕事を休んで行かなければならず、なかなか日程調整ができずに苦労することもあります。遠方の現場内覧は実際には時間的に無理があってあきらめるケースも少なくありません。近隣への引っ越しであればちょっとした時間に内覧することも可能ですが、遠方の場合にはあきらめざるを得ないでしょう。