賃貸物件の現場内覧をするメリット
賃貸物件を自分の目で確認することで失敗を防げる
賃貸物件を借りるとき、現場内覧をするメリットは、画像や動画ではわからない部分を確認できることです。物件情報には画像や動画が掲載されていますが、壁や床の色や質感といったものを完璧に再現できるわけではありません。また画像や動画を表示するパソコン・スマートフォンの画面というのは、製品ごとに色合いや解像度が異なります。使用する端末によっては、現場とは異なる見え方をする恐れがあります。例えば汚れのない綺麗な物件だと思っていても、実際には壁がタバコの煙で黄ばんでいたり、床に細かい傷や凹みがついていたりしていることもありえます。もし、想像と違っていても契約後ですから後戻りはできません。現場内覧をしていれば、そのような失敗を防げます。
周囲の状況を確認できる
物件情報には、間取りや周辺情報が記載されています。しかし、暮らしていく上で重要な要素である治安や道路状況などは、現場に行かないと確認できません。どれほど良い賃貸物件であろうとも、トラブルメーカーが近所に住んでいたり目の前の道路に大型車が通ってうるさかったりすれば、静かに暮らすことなどできないでしょう。現場内覧は、自分の目で周囲の状況を確認できるので、問題のありそうな賃貸物件であれば避けられるというのがメリットです。なお、現場内覧をするときには、曜日や時間帯を変えて確認した方がいいです。特定の時間帯や曜日に車の往来がひどくなるといったこともあるので、万全を期すために重ねて現場内覧をしておきましょう。